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琥珀の交易路「アンバーロード」

琥珀の世界最大の産地であるバルト海沿岸地は、歴史も古く、紀元前7世紀頃からヨーロッパへの琥珀を中心とした交易が行われていました。バルト海地方の北方民族がヨーロッパ各地と交易を始めた時、通貨として使った琥珀が遠くギリシャ、ローマ、エジプトなどに及び、そこからはシルクロードを通して中国をはじめとするアジア諸国に運ばれていました。
そして、バルト海と黒海及び地中海を結ぶこうした琥珀の輸送路がいくつも存在していたと言われています。

ヨーロッパのアンバーロード
ヨーロッパのアンバーロード

1.アクィレイアへの道

バルト海沿岸で始まり、いくつかの支線があります。主要路は、ヴィスラ河沿って行き、陸路をクロズコに出るルートです。琥珀はこの後、ハンガリーとスロバキアを通って、陸路でアドリア海沿岸のアクィレイアに至ります。

2.マルセーユへの道

エルベ河口で始まり、その東岸を通るルートです。そこからは琥珀の道は西に方向を変え、山の麓を通ってライン河に出ます。
ライン河からの道はスイス高原を通り、ジュネーブ湖の北側に出ます。この後はローヌ河に沿って下るか、またはドウ河とソヌイ河に沿って進み、地中海のマルセーユに出ます。

3.古代ローマ・ギリシャへの道

バルト海沿岸で始まり、ヴィスラ河、ドニエストル河を通り、黒海まで運ばれるルート。ここから琥珀は地中海貿易の先駆者であったフェニキア人によってエジプト、ギリシャ、ローマの市場に送らました。


世界最大の琥珀産地 カリーニングラード

現在の琥珀採掘の様子アンバーロードの起点であり、ロシアの最西端に位置している街、カリーニングラード。かつてケーニヒスベルクと呼ばれたこの街の周辺には、全世界の琥珀埋蔵量の約85%が集中し、一大産地になっています。

← 現在の琥珀採掘の様子


琥珀博物館

古い城壁の一部を利用した琥珀博物館琥珀の歴史と魅力を伝えるものとしては、カリーニングラードの琥珀博物館が有名です。東プロイセン時代の城壁の一部を利用したこの博物館は、1979年に開館しました。総面積は1000平方メートル以上、28の展示室にバルト海沿岸から採掘された宝石が集められています。

古い城壁の一部を利用した琥珀博物館 →

出典:

スレブロドリスキー著、岡田安彦訳『こはく―その魅力の秘密』新読書社、1987年。

アエロフロート・ロシア航空日本語版機内誌『オーロラ』2004 Autumn.

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